ホームページ公開後の改善|集客につなげるために見るべきこと

ホームページが完成して公開されると、

「やっと終わった!」

という気持ちになりますよね。

時間もかかっていますし、何度も文章や写真を確認して、ようやく公開までたどり着いたわけですから。

当然、完成した気分を味わいたくなります。それが人ってものです(笑)

でも、集客という意味では、

ホームページは公開してからがスタートです。

なぜなら、公開する前に考えていたことが、本当にお客さまに伝わるかどうかは、実際に見てもらわないと分からないからです。

「このページはきっと読まれる」

と思って作ったのに、意外と読まれない。

逆に、そこまで重要だと思っていなかったページに人が集まる。

そんなことは普通にあります。

僕自身、自分のホームページを運営していて何度も経験してきました。

だから公開後は、

実際のお客さまの動きを見ながら少しずつ改善していく。

これが大切になります。

今回は、ホームページを公開したあと、集客につなげるために何を見て、どう改善していけばいいのかをご紹介します。

ホームページは、公開してからがスタートです

静かな旅路の道しるべのイラスト

ホームページを制作するときは、いろいろ考えます。

誰に来てほしいのか。

どんなことを伝えるのか。

どんな順番なら分かりやすいのか。

かなり考えて作る必要があります。

でも、どれだけ考えても、

公開前に分かるのは「たぶんこうだろう」という予想までです。

実際のお客さまがどう見るかは別です。

これはホームページに限りません。

僕はYouTubeやSNSも運用していますが、

「これは絶対に反応がいいだろう」

と思ったものが普通だったり、

軽い気持ちで出したものが予想以上に見られたりします。

「あんなに頑張ったのに、ポッと出したやつのほうがめっちゃ伸びてる・・」

悲しいかな、こんなのはしょっちゅうです(笑)

人の反応というのは、完全には読めません。

だからWebでは、

最初から100点を当てようとしなくていい

と僕は思っています。というか無理です。

まず考えて作る。

公開する。

実際の反応を見る。

そこで初めて、

「ここは予想どおりだった」

「ここは違ったな」

ということが分かります。

つまり公開は完成ではなく、

答え合わせの始まり

ともいえます。

最初に見るのは「問い合わせ数」だけではありません

データ分析を見つめる拡大鏡のイラスト

集客目的のホームページなら、もちろん問い合わせや注文は重要です。

最終的には成果につながっているかを見なければいけません。

でも、公開してすぐに、

「問い合わせが何件来た?」

それだけを見るのは少し早い場合があります。

例えば、月に30人しかホームページへ来ていないのに、

「問い合わせが来ない!」

と悩んでも、まだ判断材料が少なすぎます。

反対に、毎月1,000人が見に来ているのに問い合わせがほぼないのであれば、何か改善できるところがある可能性は高いでしょう。

つまり問い合わせの数字だけではなく、

その前で何が起きているのか

を見る必要があります。

ホームページに何人くらい来ているのか。

どこから来ているのか。

どんなページを見ているのか。

そこから問い合わせにつながっているのか。

こうした流れを見ることで、

「人が来ていない」のか、
「来ているけれど次へ進んでいない」のか

が分かってきます。

同じ「問い合わせ0件」でも、原因はまったく違うわけです。

どこから人が来ているかを見る

優先チャンネルを選ぶ人物のイラスト

まず確認したいのが、

お客さまは、どこからホームページへ来ているのか

です。

Google検索から来ている人もいれば、SNSから来る人もいます。

Googleマップを見てホームページに来る人もいるでしょう。

YouTubeの概要欄から来るケースもあります。

そして、直接URLを入力したり、ブックマークから来たりする人もいます。

ここが分かると、

自分の事業では、どの集客方法が実際にホームページへ人を連れてきているのか

が見えてきます。これ、めちゃめちゃ大事です。

例えばSNSを毎日頑張っているのに、実際には検索から来ている人のほうが圧倒的に多かった。

そんなことが分かれば、

「検索から来る人に向けた記事をもっと増やしてみよう」

という判断ができますよね。

反対に、Instagramからかなり人が来ているのであれば、

プロフィールや投稿からホームページへ進む流れをもっと良くできるかもしれません。

大切なのは、

自分が力を入れている場所と、実際にお客さまが来ている場所が同じとは限らない

ということです。

感覚だけではなく、実際の数字を見る。

それだけでも次にやることがかなり変わります。

どのページが読まれているかを見る

ウェブページを虫眼鏡で確認するイラスト

次に僕がよく見るのが、

どのページに人が集まっているのか

です。

これ、けっこう面白いんです(笑)

トップページから入ってくる人が一番多いとは限りません。

検索結果から、

サービスページ。

ブログ記事。

商品ページ。

過去に書いた記事。

こういったページへ直接入ってくることがあります。

実際、僕が運営している通販サイトでも、

自分ではそこまで重要だと思っていなかったページが、断トツでホームページへの入口になっていた

ことがありました。

それを数字で知ったとき、

「だったら、このページをもっと良くしたほうがいいじゃん」

となりますよね。

そこで僕は、そのページをリニューアルしました。

もし数字を見ていなかったら、

そのページがそんなに重要だとは気づかなかったと思います。

ここがWebの面白いところです。

お客さま自身が、「このページが重要ですよ」と数字で教えてくれる。

だから、よく見られているページが分かったら、

「内容は今でも正しいか?」

「次に見るページが分かりやすいか?」

「サービスや問い合わせへ自然につながっているか?」

という目線で確認してみます。

アクセスが多いページほど、少し改善しただけでも全体への影響が大きくなる可能性があります。

見られているのに問い合わせにつながらないページを見る

ウェブページからctaボタンへの導線のイラスト

少し違う見方もあります。

アクセスはある。

ページも読まれている。

でも、その先へなかなか進んでもらえていない。

こういうページです。

例えばサービスページを多くの人が見ているのに、問い合わせがほとんどない。

その場合、

単純に

「もっとアクセスを増やそう」

ではないかもしれません。

すでに人は来ていますからね。

では何が足りないのか。

サービス内容が分かりづらいのかもしれません。

料金が分からず不安になっているのかもしれない。

実績や安心材料が不足している可能性もあります。

または、問い合わせボタンまでの流れが分かりにくいのかもしれません。

ここで重要なのは、

数字だけを見て答えを決めつけないこと

です。

数字はあくまでも、

「このあたりに何かありそうですよ」

と教えてくれる材料です。

そこから実際のページを見て、

徹底的にお客さまの立場になって原因を考える。

この二つをセットにします。

「考える → 試す → 数字を見る → 改善する」を繰り返す

アイデアから成長への循環フローのイラスト

ホームページ改善は、僕はこの繰り返しだと思っています。

考える
↓
試す
↓
数字を見る
↓
改善する

そして、また考える。

例えば、

「料金が分からないから問い合わせにつながっていないのでは?」

と考えたとします。

だったら料金の目安を追加してみる。

しばらく様子を見る。

そこで問い合わせが増えれば、その変更が良かった可能性があります。

あまり変わらなければ、

「原因は別のところかな?」

ともう一度考える。

こうやって少しずつ答えに近づいていきます。

僕はこのやり方を、自分の事業でずっと繰り返してきました。

最初から全部分かっていたわけではありません。

というかまったく分かっていませんでした(笑)

むしろ、

やってみたら違った

ということのほうがたくさんあります。

でも、それでいいんです。

Webのいいところは、やり直せることです。

紙のチラシを1万枚印刷してしまったら簡単には直せませんが、ホームページなら文章も写真もボタンも変更できます。

だから、

一発で正解を当てることより、改善できる状態を作っておくこと

のほうが大切だと思っています。

一度に全部直さない

三叉路の静かな風景のイラスト

数字を見始めると、いろいろ気になってきます。

「あそこも直したい」

「ここも変えたほうがいい」

「このページも作り直そう」

となります。

その気持ちはよく分かります(笑)

でも僕は、

一度に全部変えないほうがいい

と思っています。

なぜなら全部変えてしまうと、

何が良くて結果が変わったのか分からなくなる

からです。

例えば、

トップページを全面変更。

サービスページも全部変更。

問い合わせフォームも変更。

料金も変更。

それを同じ日にやって問い合わせが増えたとしても、

「どれが効いたの?」

となりますよね。

じゃあどうしたらいいのか?

優先順位を決めましょう。

まず、一番問題が大きそうなところを一つ直す。

しばらく様子を見る。

それから次へ進む。

特に一人や少人数で事業をしているなら、Webだけを毎日触っているわけにはいきませんよね。

本業がありますから。

一番効果がありそうなところから、少しずつ。

これくらいで十分です。

数字を見る期間も少し長めに考える

考えを巡らせる人と五つのアイコンのイラスト

変更して翌日、

「どうなった?」

と見たくなる気持ちもよく分かります(笑)

でも、アクセス数がそれほど多くないホームページなら、1日や2日の数字では判断しづらいです。

10人しか見ていない状態で、

「変更したけど問い合わせが増えなかった」

と言っても、それだけでは何とも言えません。

事業の規模やアクセス数によりますが、

ある程度データが集まってから判断する

という考え方が必要です。ここはしっかり意識しましょう。

季節によって売上が変わる仕事もあります。

曜日で反応が違う場合もあります。

繁忙期と閑散期では、同じホームページでも結果は変わります。

だから、

1日や2日で一喜一憂するより、

少し長い目で傾向を見る

ことが大切です。

数字を見る目的は、

毎日自分の成績を採点することではありません。

次に何を改善するか考えるための判断材料だからです。

毎日改善する必要はありません

穏やかなステップアップ風景のイラスト

ここまで読むと、

「ホームページって、毎日改善し続けないといけないの?」

と思うかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。

毎日ホームページを直していたら、本業ができなくなります。

僕自身も、毎日ホームページを変更しているわけではありません。

ある程度の期間ごとに数字を確認して、

「ここはかなり見られているな」

「ここから先に進んでいないな」

「このページは情報が古くなってきたな」

と気づいたときに改善する。

それで十分です。

大切なのは、

公開したまま何年も放置しないこと

です。

事業は変わります。

サービスも変わります。

料金が変わることもあります。

お客さまから聞かれる質問も変わってきます。

そうした変化に合わせて、ホームページも少しずつ変えていけばいいんです。

僕はホームページを、

完成品というより、

お客さまとのやり取りを重ねながら育てていくもの

だと思っています。

作り直す前に、改善でできることもあります

二択を導くy字の道と比較カードのイラスト

ホームページを運営していると、

「もう古いから全部作り直したほうがいいかな」

と思うこともあるかもしれません。

もちろん、土台そのものが今の事業に合っていないならリニューアルが必要な場合もあります。

ただ、

文章を直す。

サービスページを整理する。

問い合わせまでの流れを見直す。

よく見られているページを改善する。

それだけで変わることもあります。

だから、

数字を見て改善することは、リニューアルが必要かどうかを判断する材料にもなります。

まず今のホームページで何が起きているのか。

それを知ったうえで考えたほうが、無駄な作り直しを避けやすくなります。

公開後に確認したいこと

チェックリストとつながる思考の輪のイラスト

ホームページを公開したら、まず完璧な分析をしようとしなくて大丈夫です。

最初は、

人は来ているのか。

そして来ているなら、

どこから来て、何を見ているのか。

そこから確認してみてください。

よく見られているページがあれば、

「もっと良くできないかな?」

と考えてみる。

逆にアクセスがあるのに問い合わせにつながらないなら、

「どこで止まっているんだろう?」

と考えてみる。

そして何か一つ改善したら、少し様子を見る。

それだけでも十分スタートになります。

難しい分析をすることより、

実際のお客さまの動きを見て考える習慣を持つこと

のほうが大切です。

この記事のまとめ

継続的改善の分析サイクルのイラスト

ホームページは、

公開して完成ではありません。

公開して初めて、

実際のお客さまがどう見るのか。

どこから来るのか。

どのページを読むのか。

そして、どこで止まるのか。

が分かります。

その数字を見ながら、

考える → 試す → 数字を見る → 改善する

を繰り返します。

一度に全部直さなくていい。

毎日分析しなくていい。

最初から正解を当てなくてもいい。

大切なのは、

ホームページを作ったままにせず、実際のお客さまの反応を見ながら少しずつ育てること

です。

その積み重ねが、ホームページを集客につながるものへ変えていきます。

ホームページを作り直すか迷っている方へ

今のホームページを改善すればいいのか。

全面的に作り直したほうがいいのか。

迷っている場合は、

「ホームページをリニューアルするタイミング|作り直す前に確認したいこと」

も参考にしてください。

問い合わせにつながらない原因を確認したい方へ

アクセスはあるのに問い合わせが来ないなど、

「今のホームページのどこに問題があるのか分からない」

という場合は、

「ホームページから問い合わせが来ない原因|まず確認したい6つのポイント」

で確認ポイントをまとめています。

問い合わせまでの流れを改善したい方へ

ページを読んでもらったあと、どのように問い合わせへつなげるかについては、

「ホームページの問い合わせを増やす導線の作り方|ボタンより先に見直したいこと」

で詳しくご紹介しています。

ホームページ集客全体から確認したい方へ

今回の記事は、公開後の改善に絞ってご紹介しました。

ホームページ集客全体の考え方については、

「ホームページから集客する方法|小さな事業者が最初に考えること」

でまとめています。

自分のホームページの場合、何を見ればいいか分からない方へ

数字は見られるけれど、

何が問題なのか分からない。

どこから直せばいいか判断できない。

そんなこともあると思います。

自分だけでは整理しづらい場合は、今のホームページと数字を見ながら一緒に整理します。

いきなりリニューアルを勧めることはありません。

必要なこと、今は必要ないことも含めて整理しますので、お気軽にご相談ください。

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