「ホームページのトップページって、何を書けばいいんだろう?」
いざ作ろうとすると、多くの方は迷うと思います。
だってそう何度もホームページをつくることってないですもんね。
例えば、
会社の紹介。
サービス。
実績。
代表者。
料金。
お知らせ。
いろいろ載せたいものが出てきます。
でも、全部を詰め込めばいいというわけではありませんし、その必要もありません。
僕がトップページで大切だと思っているのは、
初めて来た人に「自分に関係があるホームページだ」と分かってもらい、次に見るべき場所へ迷わず進んでもらうこと
です。
トップページだけですべてを説明するのではなく、
むしろ役割としては、
「この会社は自分に何をしてくれるのか」
「信用できそうか」
「次にどこを見ればいいのか」
が分かれば十分です。
今回は、集客につながるトップページを作るときに、まず伝えておきたい6つのことをご紹介します。
トップページの役割は「全部説明すること」ではありません

ホームページを作ると、
「あれも載せたい」
「これも説明しておきたい」
となりやすいです。
僕もその気持ちはよく分かります。だって以前の僕が誰よりもそうでしたから(笑)
せっかくホームページへ来てもらったなら、自分たちのことをできるだけ詳しく知ってほしいですよね。
でも、初めて来た人の立場ではどうでしょうか?
まだその会社やサービスのことをほとんど知らない段階で、いきなり大量の情報を見せられても、全部読むとは限りません。というか読みません、これは断言できます。
トップページの役割は、
すべてを説明することではなく、ホームページ全体を案内すること
だと僕は考えています。
例えば、
「サービスについて詳しく知りたい人」
「料金を知りたい人」
「実績を見たい人」
「どんな人がやっているのか知りたい人」
では、次に見たいページが違います。
トップページでは全体像を伝えたうえで、
「詳しくはこちらです」
と、それぞれのページへ案内してあげればいいんです。
僕はトップページを、
ホームページ全体の案内板
のように考えると分かりやすいと思っています。
1.誰のためのサービスなのか

最初に伝えたいのは、
「誰のためのサービスなのか」
です。
これは本当に大切です。でもここが定まっていないケースってとても多いんです。
例えば、
「ホームページ制作をしています」
だけでは、対象がかなり広いですよね。
大企業向けなのか。
小さな事業者向けなのか。
ネット通販に強いのか。
店舗集客が得意なのか。
初めてホームページを作る人向けなのか。
それによって、見ている人の受け取り方は変わります。
お客さまはトップページを開いたとき、
「これは自分に関係のあるサービスなのか?」
を無意識に判断しています。この「無意識」っていうのがポイントで、
そこで、
「自分とはちょっと違いそうだな」
と思われれば、それ以上詳しく読んでもらえないでしょう。
逆に、
「あ、これ自分のことかも」
と思ってもらえれば、その先も見てもらいやすくなります。
だから最初に、
誰に来てほしいのか
をできるだけ明確にしておくことが大切です。
対象を絞ると、
「それ以外のお客さまを逃してしまうのでは?」
と不安になるかもしれません。
僕も昔そう思っていました。
でも、誰にでも当てはまるように書くと、結局は誰にも強く伝わらない文章になっちゃうんですよね。欲張ってはだめです(笑)
まずは、
「一番来てほしい人は誰なのか」
そこから考えてみてください。
2.何を解決できるのか

次に伝えたいのは、
「このサービスを利用すると、何が解決するのか?」
です。
事業者側は、どうしてもサービスそのものを説明したくなります。
例えば、
「ホームページ制作」
「SEO対策」
「動画制作」
といったサービス名です。
もちろん、それも必要です。
でもお客さまが本当に求めているのは、
サービスそのものではなく、その先にある結果
ですよね。
例えば、
ホームページを作りたいのではなく、
問い合わせを増やしたい。
SEO対策をしたいのではなく、
検索からお客さまに見つけてもらいたい。
動画を作りたいのではなく、
商品の良さをもっと分かりやすく伝えたい。
ということかもしれません。
だからトップページでは、
「何を提供するか」だけではなく、「どんな悩みを解決できるのか」
まで伝えたいところです。
お客さまが、
「自分が今困っていることを、この会社なら分かってくれそうだ」
と思えると、その先のサービス説明も読み進めてもらいやすくなります。
3.どんなサービスがあるのか

誰向けなのか。
何を解決できるのか。
そこまで伝わったら、次にサービスの全体像を見せます。
例えば、
- ホームページ制作
- 既存サイトの改善
- SEO
- Googleマップ
- SNS
- 動画
- 継続的な集客支援
などです。
ここで大切なのは、
トップページですべてを細かく説明しすぎないこと
です。
先ほども述べたようにトップページは案内板みたいな存在。
伝えたいこと全部をトップページで説明し始めると、かなり長くなります。
そして読んでもらえません。
そこはそれぞれのサービスページに任せればいいんです。
トップページでは、
「こんなことをお願いできます」
という全体像が分かれば十分。
そして興味を持った人には、
「サービス・料金を詳しく見る」
と次のページへ進んでもらいます。
詳しい情報を適切なページへ分けることで、トップページ自体も読みやすくなります。
4.なぜここに頼むのか

同じような商品やサービスを提供している会社は、他にもあります。
そこで次に必要になるのが、
「なぜ、この会社なのか?」
です。
ただし、
「高品質です」
「丁寧に対応します」
「お客さま第一です」
というだけでは弱いです。差別化できません。
なぜなら他の会社でも言えてしまうことだから。
大切なのは、
自分たちだからこそ言える違い
です。
具体的には、
- 自分たちだけしか提供できないものがある
- お客さまからよく褒めてもらえること
- 創業・開発の背景(ストーリー)
- 自分たちが敢えてこだわっていること
などです。
BackWorkDesignであれば、
商売する側と、制作する側の両方を経験している
ということが大きな違いになります。
これは単に、
「ホームページが作れます」
という話ではありません。
自分で商売をして、
売れなかった経験もして、
リスク(自分のお金)をとって施策をして、
集客を試して、
数字を見て、
改善してきた。
その経験があるからこそ見えることがあります。
強みというと、何かすごいキャッチコピーを考えなくてはいけないように感じるかもしれません。
でも、
自分たちがこれまで何をしてきたのか
を振り返ると、そこに違いが隠されていることがあります。
自分ではみえていないだけかもしれません。自分のことって案外分からないですから。
5.安心して任せられる材料

「自分に合いそう」
「サービスも良さそう」
と思ってもらえても、その時点ではまだ不安があります。
次に、
「本当にこの会社へ頼んでも大丈夫?」
という気持ちがお客さまには出てきます。
そこで必要になるのが、「実績」や「お客さまの声」、「代表のプロフィール」、「仕事の進め方」
などの安心材料です。
特に小さな事業の場合、
誰が仕事をするのか
はとても重要だと思います。特にこれからの時代は「この人にお願いしたい!」と感じてもらえることが、大きな武器になります。
僕自身も何かを依頼するとき、
「この会社はすごそうだな」
だけではなく、
「実際に誰と話すんだろう?」
というところが気になります。
「その人は一生懸命やってくれそうなのか?」
「その人と話をしていてワクワクするのか?」
だから、会社情報だけでなく、
顔。
経歴。
考え方。
人柄。
こうしたものを見せることも安心につながります。
実績についても、
「多数の実績があります」
という文章だけではなく、
実際の事例や数字があれば、より分かりやすくなります。
BackWorkDesignでも、トップページでは概要だけ見せて、
や、
という別ページで詳しく伝える形にしています。
6.次に何を見ればいいのか

最後に大切なのが、
「次にどこを見ればいいのか」
を分かりやすくすることです。
せっかくトップページを読んで、
「ちょっと気になるな」
と思っても、
次に何をすればいいのか分からなければ、そこで止まってしまいます。
例えば、
サービスが気になった人には、
サービス・料金を見る。
実績が気になる人には、
実績・事例を見る。
どんな人なのか知りたい人には、
代表について見る。
相談したい人には、
無料相談へ進む。
というように、次の行動を案内します。
ここでも大切なのは、
何でもかんでも「お問い合わせはこちら」にしないこと
です。
まだ料金を知りたいだけの人に、いきなり相談を求める必要はありません。
まず料金を見る。
実績を見る。
代表を知る。
そのあとで、
「相談してみよう」
となればいいんです。
トップページは、
お客さまをゴールまで一気に連れていく場所ではなく、その人が次に進みやすい道を案内する場所です。そこを意識して作ってみてください。
ホームページの問い合わせを増やす導線の作り方|ボタンより先に見直したいこと
トップページを確認するときの6つのポイント

これまで述べたことを振り返って、
ご自身のトップページを開きながら確認してみてください。
1.誰向けのサービスか分かりますか?
初めて見た人が、
「自分に関係がある」
と判断できるか。
2.何を解決できるか分かりますか?
サービス名だけでなく、お客さま側のメリットが伝わっているか。
3.どんなサービスがあるか分かりますか?
何をお願いできる会社なのか、全体像が伝わっているか。
4.他との違いが分かりますか?
「なぜここなのか?」を判断できる材料があるか。
5.安心材料がありますか?
実績・人物・経験などが見えるか。
6.次に見る場所が分かりますか?
サービス・実績・代表・相談などへ自然に進めるか。
全部を一度に直す必要はありません。
まず、
「初めてこのホームページを見た人は、何が分からないだろう?」
という目線で見てみると、改善する場所を見つけやすくなります。
この記事のまとめ

トップページの役割は、
すべてを詳しく説明することではありません。
まず、
誰向けなのか。
何を解決できるのか。
どんなサービスがあるのか。
なぜここなのか。
安心して任せられるのか。
次にどこを見ればいいのか。
この6つを伝えます。
そして、もっと詳しく知りたい人には、
サービスページ。
実績ページ。
代表ページ。
集客コラム。
と、それぞれのページへ進んでもらいます。
トップページは、
ホームページ全体の案内板。
この考え方で作ると、情報を整理しやすくなると思います。
サービスページについて詳しく知りたい方へ
トップページでサービスの全体像を伝えたあとは、サービスページで、
料金。
内容。
流れ。
向いている人。
など、判断に必要な情報を詳しく伝えます。
詳しくは、
「サービスページで伝えるべきこと|お客さまが判断しやすいページの作り方」
でご紹介します。
問い合わせまでの流れを改善したい方へ
トップページから各ページへ案内したあと、どのように問い合わせへつなげるかについては、
「ホームページの問い合わせを増やす導線の作り方|ボタンより先に見直したいこと」
で詳しくご紹介します。
ホームページ集客全体から確認したい方へ
ホームページ集客の全体像については、
「ホームページから集客する方法|小さな事業者が最初に考えること」
でまとめています。
自分のトップページの場合、何を直せばいいか分からない方へ
誰向けなのか。
サービスなのか。
実績なのか。
導線なのか。
ホームページによって、改善するべき場所は違います。
自分だけでは判断しづらい場合は、今のホームページを見ながら一緒に整理します。
最初から作り直す必要はありません。
必要なこと、今は必要ないことも含めて整理しますので、お気軽にご相談ください。
